心霊雑談

 

 先祖供養について 


人間誰しも、御先祖様がおられます。
御先祖様無しでは、今現在の貴方様は存在しなかったでしょう。
日本人は、お盆の頃には、多くの人がお参りに出向かれます。
年に1度の参拝を、楽しみにしておられる御先祖様も多い事でしょう。

ですが、御先祖様には、日頃から決して感謝の気持ちを忘れてはならないのです。
お盆の時にだけでなく、常日頃から、感謝の気持ちをお捧げすべきです。

私の所に、以前、霊障で大変お困りの方がおられました。
その方の家には、ちゃんとした御仏壇もあり、特別粗末にはしておられなかったのです。
ですが、霊視の結果では、御先祖様のお怒りの声が聞こえて参りました。
その御先祖様は、御子孫である御家族が、自分に願い事ばかりしていて、少しも感謝をしていないと、怒っておられたのです。
先祖供養は、決して自分達の願い事を叶えて貰う為に行うのではなく、
「いつもありがとうございます。」、と言う気持ちが大切なのです。
私は霊媒師ですから、御先祖様のお声を聞き、何にお怒りなのかを知る事が出来ましたが、
それ以降の御供養は、お坊様のお勤めである為、そのように申し上げました。
そして、先祖供養は、決してお坊様や、神社の神職様だけのお仕事では無く、自分自身で行うものなのです。

御先祖様に対して霊媒師や霊能者が出来るのは、そのお声を聞く事だけです。
あとは得度のあるお坊様と、神職様のお仕事、そして何より、自分自身で行って行くと言う事が必要なのです。