心霊雑談

 

 有希は何故、霊媒師になったのか? 

元々、吉田有希は「占い師」、でした。
占星術などの命術を使わない、カードを使っての占い師でした。
基本はタロットカード。これは皆さんにもお馴染みのカードですね。
後は、神秘の文字、ルーンを使った、ルーン占いなどを行っていました。
そして私的な活動として、霊視や除霊を重ね、霊媒師としての修行の道を歩み始めたのです。
前述の雑談でも述べた通り、いくら科学が発達しても、霊の存在は否定出来ません。
勿論、科学で霊に対しての対処が出来るようになれば、霊媒師などは必要では無くなるでしょう。

私は、御神仏や御先祖様に対して、一方ならぬ想い、感謝を抱いております。
幼い頃から、神仏が身近に存在していた生活を送っていたせいもあるでしょう。
そして、私が怪異な現象に悩まされ続けていた時に、お救い下さったのも、御神仏の御加護のお蔭です。

占い師時代は、カードを読んで未来を見て、トラブルなどの解決を導くのが主な仕事でした。
御相談者様のお話を丁寧にお伺いし、時には何時間も渡って、お1人の方の鑑定に時間を割いていた事もあります。
では、占い師時代に、霊的なものが見えてはいなかったかと言うと・・・そうではなく、
やはりその方の背景にある存在を見て鑑定に繋げていた部分も大いにあります。
そんな日々を、約10年近く、月に数度の出勤とは言え、続けて参りました。
私は、強い疲労を感じ、長い休暇を頂くようになってしまったのです。

・・・或る日、私が勤務していた占い店の閉店が突如決まりました。
私はそれを機に、独立を決め、ネットで受け付けを行う、占いガルーダを設立しました。
ですが、私が本当に進みたい道は、もっと違う道なんじゃないかと考えるようになりました。

それが霊媒師としての活動です。

個人的な趣味の1つとして、廃墟や心霊スポットに出向く事の多い私は、数々の霊に遭遇し、
また自身や同行者の霊からの攻撃から身を守る為の術を駆使します。
そして、インターネットや、動画の発達、近年の廃墟ブーム、都市伝説などの多くの条件が揃う中、
私は占い師としてでは無く、霊媒師として活動の場を広げるべきだと確信したのです。
そして高価な料金や、すぐに連絡のつかないような霊媒師ではなく、もっと御相談者様の為にと考え、
24時間受け付け対応の霊媒師として活動をする事を決めたのです。

霊媒師となった今でも、占い師時代に培ったノウハウ、師匠から授けられた、様々な知識や、社会貢献への姿勢、
そう言ったものは、ベースとして、私の基本方針の1つとして大きな支柱となっています。
魑魅魍魎と同じだけ跋扈する、数々の霊媒師。
私は、私にしか出来ないスタンスでもって、霊媒師として精進したい、そう願いながら修行を続けています。

何よりも御相談者様の為に。

この気持ちを忘れず、決して驕らない、修行者としての霊媒師としての道を選んだのです。
御神仏の御加護の元、自分の能力の許す限り、霊媒師として歩んで行きたい。
占い師と言う枠を超えた形での活動の場を広めて行きたい。
信念と誇りを持ち、また基本理念に忠実に沿った霊媒師としてこれからも進んで行きたいと思います。