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今回の心霊雑談は、私が体験した臨死体験に基づいた、魂の世界のお話です。 もう数年以上も前に、私は幽体離脱から始まり、魂の世界に連れて行かれそうになった事があります。 その時、私を現世に引き戻してくれたのは、亡くなって間もない叔母の魂と、 魂の世界の「番人」を務めていた、前世の夫(異国人)の助けがあったからでした。 まず、人が死んだら、意識を失い、肉体的機能を全て停止して、死体となります。 この段階では、人の形をした、ゼリー状の物体が、少しずつ上へと浮上しようとする段階を指します。 これが、第一世界です。
第二世界では、人の形をした魂が、少しずつ形を崩しながら、更に上昇する世界をイメージして下さい。 この時、まだ人間としての記憶は残っており、自身の身が死者の国へ向かおうとしている事を悟る場でもあります。 人によっては、何か乗り物に乗せられて運ばれていたりもするようです。 私は、古びた幌馬車に乗せられ、鬱蒼と茂る森を抜けて運ばれて行きました。 次に、第三世界に魂が到達します。 この第三世界が、人間の魂の1番の試練の世界で、記憶が消え失せ、人の形を失って行き、 よく写真などで見かけるオーブのような形に姿を変えて行きます。 第三世界では、魂は悲しみと苦痛に満たされます。 自分の記憶が消えて行き、自身が全くの「無」の存在になる事に、言い知れぬ恐怖と哀しみを感じるのです。 そして、魂は、この第三世界で、長い時間を過ごす事になるのです。 ・・・想像してみて下さい。 映画であったような、生きたまま自分の記憶が徐々に消えて行くと言う事への恐怖や悲しみ、寂しさ。 それと同じような事が、この魂の第三世界で繰り広げられているのです。 私の臨死体験は、この第三世界まででした。 自分が消え失せて行く、言いようのない悲しみと切なさと痛みを伴い、少しずつ消えて行こうとする人としての形、 そして、他の魂たちの、同じような悲しみが、どっと押し寄せて来るように見えました。 私はこの段階で、魂の世界の番人をしていた前世に関わる夫に呼び戻され、 亡くなった叔母に送り届けられ、自分のベッドの上で目を覚ます事になりました。 そしていよいよ魂は、第四世界へと昇ります。 第四世界は、まさに、神の存在する、未知の世界で、全ての神々が、それぞれの世界を持ち、作り上げた世界です。 その世界にまで辿り着いた魂は、無になる苦痛からも解放され、神の膝元で、安らかな時を過ごし、 また、次の輪廻を望む者、輪廻を言い渡された者が、再び時を経て人間界へと誕生します。 この魂の段階は、私が見た、知った段階であり、違う道筋もあるかも知れません。 そして、この世界から脱落し、また上昇する事を拒んだ魂が霊体と化し、この世に彷徨う事になるのです。 霊体となり、人間界に満ちている、悪の気を吸い取った霊たちが、一部、悪霊化して行ったりしてしまうのです。 私が知った臨死体験では、魂となった人間は、必ず第三世界で無へと姿を変える苦痛を味わう事を知りました。 そして、この階層からはみ出した魂が霊体化し、悪事を働く場合があると言う実態を知るに至りました。 占い師時代に体験したこの臨死体験は、私には今も生々しく記憶として残っており、 大和の民族の魂の行く場所が、何処であるかをも知ったのです。 こにページに書いていない内容も多くありますが、魂の世界の階層と言うものを、 分かりやすく、私が知る限り説明出来るとしたら、このような形であると言う事を記したいと思います。 |